すべては遥か彼方に そしてその中間にあるものについての物語
2025年2月、豊中市立文化芸術センターにて開催された、映像作家・林勇気さんの展覧会『すべては遥か彼方に』のメインビジュアルを担当しました。
本展は「とよなかアーツプロジェクト メディアアート企画」の一環として企画され、地域とアーティストの関係性を探る試みです。
展覧会では、林さんの視点を通じて、豊中市に点在する「場」の記憶や物語が映像として編まれていきます。
このコンセプトに呼応するかたちで、ビジュアルはタイトル「すべては遥か彼方に」という言葉が何度も繰り返され、少しずつピントが外れていくような構成としました。時間や記憶の揺らぎを視覚化することを意図しています。
印刷物は蛍光ピンクを用いたヴィヴィッドな仕上がりとなり、会場やまちなかでも遠目から目に留まる強度を持たせました。