About Us

私たちは、ふれる人の世界の見え方が、ほんの少し変わるようなデザインを目指しています。
グラフィックデザインを「視覚的な翻訳」として捉え、
情報をただ整えるのではなく、関係性を丁寧に結び直すこと。
ときに複雑なまま、見る人の中で意味が立ち上がる余地を残すこと。
曖昧さや感情、余白といった、かたちのないものを含めて伝えること。
私たちはタイポグラフィを会話における声や身振りのように扱い、
書籍からウェブサイトまでメディアを問わず、情報がより豊かに届くかたちを考えています。
Studio Kentaro Nakamura is a design studio based in Kyoto, Japan.
As creators, we emphasize human dialogue in our practice. We approach graphic design as a form of visual translation—not merely the organization of information, but the careful reweaving of relationships. In doing so, we aim to create designs that gently open up new perspectives.
Through design, we seek to convey the intangible: ambiguity, emotion, and the spaces in between. Even in complexity, we intentionally leave room for interpretation, allowing meaning to emerge within the viewer.
Across media—from books to websites—we treat typography like a voice, with its tone, rhythm, and conversational gestures, aiming to deliver information in richer, more resonant forms.
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FAQ
いま何してますか?
考えごと、話し合い、実験、制作、レイアウト、うっかり忘れ物、メール返信などです。一歩一歩、前に進められるように頑張っています。
スタジオではどんな仕事をしていますか?
本や冊子、ロゴ、チラシ、ウェブサイトなど、伝えるための「かたち」をつくることで、「情報の見せ方や読み方」をデザインしています。タイポグラフィを軸に、読者が内容の本質に触れるための仕掛けを考えるのが好きです。どのプロジェクトも、「誰に何をどうやって伝えるか?」を考えるところから始まっています。
初めてで、まだ曖昧なんだけど相談してもいいですか?
もちろん大歓迎です!
もやもや・違和感・うまく言葉にならない感じ……そんな「まだ輪郭のないこと」こそ、一緒に考えたいと思っています。ちょっとしたアイデアの種からでも、どうぞ遠慮なくご相談ください。
また、「デザインやわらか相談室」では、気軽にお話できるオンラインミーティングの枠をご用意しています。デザインの依頼にハードルを感じている方も、ぜひおしゃべり感覚でどうぞ。
まず何を伝えればいいですか?
ざっくりで問題ありません。例えば、
・やりたいことや、いま気になっていること
・プロジェクトお披露目の時期(秋頃・来年度中…など)
・プロジェクトのきっかけや背景、関わる方たちの情報(わかる範囲で)
・ご予算(もし決まっていれば)
まだ決まっていないことがあっても大丈夫です。
一緒に考えたり、整理しながら進めていけたらと思っています。
どこから連絡すればいいですか?
お問い合わせフォームからご連絡ください。
京都以外の仕事も可能ですか?
はい、もちろんです。
距離にとらわれず、電車やオンライン通話などを使って、ひょいっとお話を伺いにまいります🌍💫
国内外どこからでも、お声がけいただけたら嬉しいです。
大まかな流れを教えてください。
話す → 整理する → かたちにする → 世に出す
でも、毎回この通りとは限りません。ときには立ち止まったり、ぐるっと遠回りしたり、寄り道するのも大事なプロセスです。
デザイン費はどれくらいですか?
内容と規模によります。
例えば、「まだぼんやりしているアイデアを一緒に育てていく」場合と、「すでに内容がまとまっていて、それを丁寧にかたちにする」場合では、進め方や費用も変わってきます。
まずはお話を伺いながら、一番よい方法を一緒に考えさせてください。
相談だけで終わってもいいですか?
もちろんOKです!
話してみて別の最適解が見つかるなら、それも一つの成果だと思います。
References
Writings
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淀屋橋見本帖 「DESIGNER × PROJECT —大島依提亜と映画のしごと—」 (2024, 執筆, paperC)
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松尾真由子 (kioku手芸館「たんす」/brk collective)インタビュー: 「私なんて」をほどく場所 (2023, 執筆, paperC)
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つかの間の「私らしさ」に向かって ——後藤哲也とアジアのデザイナーの実践から (2022, 執筆, paperC)
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想像がもつれた書物たち:松本久木のブックデザイン (2022, 執筆, paperC)
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隠喩する本:束見本 (2020, 執筆, アネモメトリ—風の手帖—)
Press
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「5essays」Essay3 仲村健太郎さん/デザイナー/Stem Bag (2024, 掲載, haru nomura)
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ddd特別対談|Graphic KAIKO_2 仲村健太郎、小林加代子、見増勇介「体験のグラフィックス」 (2023, 対談, YouTube)
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廣田碧[看太郎] × 仲村健太郎[Studio Kentaro Nakamura] |地べたで話せる場所がほしい (2023, 対談, paperC)
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関西若手デザイナーによる フライヤーハント&レビュー放談 (2022, 対談, paperC)
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言葉と、文字と、その間合い。話す時のポーズやリズムもグラフィックに——仲村健太郎さん。 (2021, インタビュー, sotokoto online)
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デザイナー・仲村健太郎さんが京都を選ぶ理由は、プレイヤーの「バランス感」にあるらしい (2021, インタビュー, ポmagazine)
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アイデア No.377「グラフィックデザインの〈め〉新世代デザイナー21人の姿勢」 (2017, 掲載)
Lectures & Talks
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今池こどもの家|みんなで今池のウェブサイトをつくろう! (2025, ワークショップ)
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京都市立芸術大学 工芸科大学院|特殊演習「Web表現」(2022—2025, レクチャー・ワークショップ)
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近畿大学 文化デザイン学科|視覚デザイン論 レクチャー「1×1」(2025, レクチャー)
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XSESSIONS 2023(2023, トーク)
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奈良県立大学 CHISOU |実践編C:表現演習——共在/多感覚 レクチャー&ワークショップ (2022, レクチャー・ワークショップ)
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京都市立芸術大学 工芸科染色専攻|レクチャー&ワークショップ「オンラインに作品をインストールしよう」(2021, レクチャー)
News Archive
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OPEN STUDIO 2025 Autumn “Work In Progress” (2025, お知らせ)
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2025年度アルバイト募集 (2025, 募集)
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東京TDC賞2023 入選|mamoru『おそらくこれは展示ではない(としたら、何だ?)』 (2023, 受賞, 東京タイプディレクターズクラブ)
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東京TDC賞2023 ノミネート|ABCコレクション・データベース2 河井寬次郎を眼で聴き、耳で視る (2023, 受賞, 東京タイプディレクターズクラブ)